珠算界のこれからと情報発信
更新日:9月4日
現在、たまえ珠算塾ではホームページの改善を進めています。
文章を見直したり、各教場の情報を整理したり、初めてホームページをご覧になる方にも教室の特徴が分かりやすく伝わるよう、少しずつ手を加えています。
その中で、ほかの珠算教室のホームページや更新状況を見ることがあります。
もちろん、素晴らしいホームページを作り、積極的に情報を発信している教室もあります。しかし、何年も情報が更新されていなかったり、授業内容や料金、教室の特徴がほとんど分からなかったりするケースも少なくありません。
そのような状況を見るたびに、珠算界の将来について危機感を覚えます。
今は、珠算塾同士が生徒を取り合う時代ではありません。
一人の子どもが、そろばん、学習塾、英語、プログラミング、スポーツなど、数多くある習い事の中から何を選ぶのか。その選択肢の中に、そろばんを入れてもらえるかどうかが大切なのだと思います。
子ども自身が興味を持ち、保護者がインターネットで情報を集め、教室の内容や費用、実績、雰囲気などを比較して、通う習い事を決める時代です。
どれほど良い指導をしていても、それを発信しなければ伝わりません。情報が見つからなければ、選択肢に入れてもらうことさえ難しくなります。
これから情報化社会は、さらに加速していくでしょう。
そのような中で、珠算界全体の情報発信がほかの業種に比べて遅れている現状を見ると、このままでは個々の教室だけではなく、「そろばん」という習い事そのものが、子どもたちの選択肢から少しずつ外れてしまうのではないかと心配になります。
私自身、特別なことや最先端のことをしているわけではありません。むしろ、ほかの業種と比べれば、まだまだ遅れていると思っています。
それでも、珠算界の中では、ホームページやSNSを活用し、積極的に発信しているというだけで、私が道内の最先端を進んでいるかのように見られることがあります。
それを誇らしく思うよりも、正直に言えば、恥ずかしく、情けなく感じることがあります。それだけ珠算界全体の歩みが遅くなっているのではないかと、将来が怖くなるからです。
珠算塾同士で生徒を取り合うのではなく、珠算界全体で「そろばんを習う子ども」を増やしていかなければなりません。
そろばんには、計算力や暗算力だけではなく、集中力、継続する力、目標に向かって努力する力を育てる価値があります。その魅力を、今の時代に合った方法で、私たち指導者がきちんと伝えていく必要があります。
instagramの投稿については、自分の教室だけが選ばれるために行っているわけではありません。
たまえ珠算塾の指導や取り組みを知っていただくとともに、「そろばんには、今の時代にもこれだけの魅力と価値がある」ということを、一人でも多くの方に伝えたいと思っています。
珠算界の未来のためにも、まずは自分にできることから、一つひとつ続けていきたいと思います。
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